★細胞検査★
子宮体がんの細胞検査は下のような器具を
子宮口から子宮内に挿入し、子宮内膜の細胞をとり、それを検査します。
子宮頸部にくらべ範囲が広い為検査精度は80%程度と考えられています。
全体図
(鉛筆との比較)

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先端の拡大図
先が開いていない状態
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先端の拡大図
先が開いている状態
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| 検査結果の考え方 |
| 細胞診検査 |
陰性 |
疑陽性 |
陽性 |
| 精密検査 |
不 要 |
← 精密検査の対象 → |
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| 精密検査 |
★生体検査(組織検査)★
専用の器具により子宮内の組織をとり、それを検査する。
専用器具の種類は色々・・いずれも子宮体部の組織を取る為
検査実施後は多少の出血を伴います。
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| 癌の進行度 |
子宮体癌の進行期には、臨床進行期と手術進行期の2つの種類があります。
簡単に言うと、臨床進行期は手術前の検査における癌の進行度の期別、
手術進行期は、手術中の所見と摘出した子宮・卵巣・リンパ節等を
検討した上で決まるものです。その為、手術進行期での判定には、
リンパ節廓清(リンパ節切除)が必要ということになります。
(※アンダーラインの語句については、下の専門用語解説を参照してください)
★臨床進行期分類★
| 進行分類 |
状 態 |
治療法 |
| 0期 |
組織所見が悪性を疑わせる |
内膜全面掻爬
黄体ホルモン大量投与など |
| I期 |
Ia |
がん細胞が子宮体部内に留まっている状態 |
子宮腔長が8cm以下のもの。 |
手
術
の
適
応 |
| Ib |
子宮腔長が8cmを超えるもの。 |
| II期 |
がん細胞子宮体部の外に広がっている状態 |
がん細胞が子宮体部から頸部に広がっているが、
子宮外へは広がっていない。 |
| III期 |
がん細胞が子宮外にまで広がっている。小骨盤腔を
超えては広がっていない。 |
| IV期 |
IVa |
がん細胞子宮体部の外に広がっている。
明らかに膀胱、直腸の粘膜に浸潤している状態。 |
膀胱、直腸、S状結腸、小腸などの近接臓器に広がっている状態。 |
| IVb |
遠隔の臓器に転移している状態。 |
| ※膣や卵巣への転移が認められた場合には、これはIII期と判断されます。 |
※体癌の症例は腺がんの組織の分化の程度によって、
下のような亜分類(補足的な分類)が必要とされます。
G1−高分化型腺がん
G2−一部充実性の中分化型腺がん
G3−主に充実性または、完全な未分化がん
GXー組織分化度がわからないもの
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★手術進行期分類★
| 進行分類 |
状 態 |
| 0期 |
子宮内膜異型増殖症 |
| I期 |
Ia |
がん細胞が子宮体部内に
限局するもの |
子宮内膜内に留まっているもの。 |
| Ib |
浸潤が子宮筋層1/2以内のもの。 |
| Ic |
浸潤が子宮筋層1/2を超えるもの。 |
| II期 |
IIa |
がん細胞が体部および
頸部に及ぶもの |
頸部腺のみを侵すもの。 |
| IIb |
頸部間質浸潤のあるもの。 |
| III期 |
IIIa |
がん細胞が子宮外に広がっているが、
小骨盤腔をこえていないもの、
または、所属リンパ節転移のあるもの。 |
漿膜や付属器にがん細胞が浸潤している、
もしくは腹腔細胞診陽性。 |
| IIIb |
膣転移のあるもの。 |
| IIIc |
骨盤リンパ節や傍大動脈リンパ節転移のあるもの。 |
| IV期 |
IVa |
がん細胞が小骨盤腔を
越えているか、
明らかに膀胱または腸粘膜を
侵すもの |
膀胱や腸粘膜にがん細胞が
浸潤しているもの。 |
| IVb |
腹腔内や鼠径リンパ節転移を含む
遠隔転移のあるもの。 |
★専門用語解説★ |
| 小骨盤腔 |
骨盤とは骨盤骨のことで、小骨盤腔とはこの骨盤骨で囲まれたスペースの約下2/3を指します。 |
| 浸潤 |
組織学的に癌細胞等の悪性細胞が周囲の既存の組織に侵入することを言います。 |
| 分化度 |
悪性の程度に関連し、正常の細胞・組織の形態に近いほど、高分化といい、悪性度が弱いとします。逆に低分化では悪性度が強いとします。無論例外はあります。 |
| 頚部腺・間質 |
頚部腺の存在する部分は子宮頚部粘膜、間質はその粘膜より下の部分と考えてください。 |

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