1月のトピックス

綿棒

子宮頚ガンの検査は綿棒を用い、
子宮頸部の細胞をとりそれを検査します。
検査結果の考え方
細胞診検査 I II IIIa IIIb IV
状 態 正常 炎症など 軽度または
中等度異形成の疑い
高度異形成
の疑い
癌0期の疑い 癌I期以上の疑い
← 精密検査の対象 →
精密検査
コルポスコープという拡大鏡の一種で、

子宮頸部を5〜30倍に拡大して、

疑わしい部分を1〜2mmの組織を

採取して組織検査に提出します。

この組織検査で異形成か子宮頸癌か、

また異形成ならばどの段階のものかの

診断が確定されます。この結果に応じて

治療法が決まります。
異形成の原因

原因として有力視されているのが、ヒトパピローマウィルス

(HPV=human papilloma virus)です。

このウィルスが子宮頸部に感染して粘膜細胞に入り込むと、

しばらくして異形成と言う前癌病変をもたらします。

このHPVはセックスによって感染しますので、

性感染症(コンジローマ)の病原体の一つです。

統計では子宮頸部異形成のうち10〜20%が進行し、

残りは消失します。進行するのは、HPV16型、18型、31型などだと考えられています。

ウィルスの型は100種類近く存在します
型を特定する特殊な検査は、医療保険診療では認められていません。
従って、どの異形成が進行するかしないかは判定できない。
癌の進行度
進行分類 I II III IV
状 態 がん細胞が粘膜
(上皮)の中だけに
存在する状態
上皮内癌と
呼ばれ、癌の
ごく初期の状態
がん細胞が粘膜の下の部分に侵入した状態
子宮頸部に留まっている 子宮頸部の外に広がっている
治癒率 100%
異形成から0期に進むのには少なくとも1〜2年かかります。
癌の治療法
状態 前がん状態
軽度異形成 中等度異形成 高度異形成 0期 Ia1 Ia2期以降
治療方法 PDT(光線力学療法)、子宮頸部円錐切除 PDT(光線力学療法)、子宮頸部円錐切除 子宮頸部円錐切除 程度に応じて全摘及び化学療法、薬物療法の適応
高周波凝固・レーザー蒸散
外来で10〜15分程度
子宮を温存できる。
治療後の妊娠・分娩が可能