12月のトピックス
 子宮の形態と構造 

子宮の3分の2は子宮体部、下3分の1が子宮頸部と呼ばれ、
合わせて約8cmの長さです。それぞれ働きも構造も異なります。
子宮体部
中央に子宮腔と呼ばれるスペースがあって、その内面は粘膜(子宮内膜)で覆われ、

その外側には厚さ2cm位の筋肉の層(子宮筋層)があります。

子宮体部は妊娠の成立に絶対に必要な場で、

特にその内面を覆う粘膜(子宮内膜)が受精卵を受け止め、

胎児を育むのに重要です。生理がある年代では、月一回の排卵で、

妊娠が成立しない場合には、この子宮内膜は剥げ落ちて生理としての出血になります。
子宮頸部
子宮頸部の粘膜は外側に近い部分は約10層で厚く、

内側は1層で薄いので、内側の粘膜は赤みが強く

まるでただれているように見えます。

これは、「びらん」とよばれ、病気では有りません。

ただ、剥げ落ちやすく、性交後出血(接触出血)の

原因になります。この出血を子宮頸癌の症状と

間違われる方もおられます。

たびたび出血するような場合には、治療をする事もあります。
子宮頸部は子宮体部と膣とをつなく管の役割を持ち、

特にお産の時には胎児が通過する通路(産道)として重要です。

この子宮頸部の粘膜は子宮内膜と違って、

卵巣ホルモンによる周期的な変化はなく、剥げ落ちることもありません。





竹村婦人科クリニック

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